今回はサーニャ回
ネウロイの襲来でロシア西部がネウロイの巣になってしまい、両親はウラルを越えた東へ、自身はウィッチーズとして西のブリタニアへ。
離ればなれになってしまった両親を想い、雨だれを数えているときに父が作ってくれた歌をいつも口ずさんでいるサーニャ。
また存在感が無いことや、他の隊員とあまり接点が無いけれど皆と仲良くしたいと思ってる心境、ペリーヌの心ない一言にも責任を感じ傷ついてしまう性格、など描写が細かかったと思います。
それらに対するエイラのフォローなども良かったです。
他、良かった場面
・初めて飛ぶ夜の空に恐怖を感じてしまう芳佳「サーニャちゃんが手を繋いでくれたら」と言って、差し出す震える手
ここでサーニャのアンテナが赤くなったり(照れ?)、多分自分が踏み込めない境界みたいなものを越える芳佳に、手を差し出して一緒に飛ぼうと言うエイラ。

・サウナの場面「サーニャちゃん肌白い〜」とか感心してる芳佳に、そんな目でサーニャを見るなと怒るエイラ。
・その後の水浴びでこっそり見てドキドキしてしまうエイラと芳佳、黄昏の陽のヴェールを纏ったサーニャは本当に一枚の絵のようで素敵でした。

・それまでエイラとサーニャの間だけの秘密だった夜のラジオをこっそり芳佳に教えてしまう場面での「二人だけの秘密じゃなかったのかよ」というエイラ。
・「敵(ネウロイ)の狙いはわたし、わたしから離れて…一緒に居たら……」と言いながらエイラの服をギュと掴む部分
・ネウロイとの戦闘で「あいつはひとりぼっちだけど、サーニャはひとりぼっちじゃないだろ?」といって、エイラ、サーニャ、芳佳のチームプレイでネウロイ撃墜する場面。

・ネウロイ撃墜後、ラジオの音声に乗せて世界のどこかからピアノを弾く父、月を背に「お父様、お母様、サーニャは、ここに居ます… ここに居ます……」といずれ逢いたいと願うサーニャ
友達も出来ましたみたいな想いも込めてるんだと思います。

・芳佳の奇跡みたいという感嘆に対して「世界のどこかにそんな人(誕生日に娘を想う家族)が居るなら、こんなことだって起こるんだ、奇跡なんかじゃない」と言うエイラ。
要は今回の話の筋全てが良かったのですが、順を追って芳佳にうち解けていくサーニャが良かったです。
他にもブルーベリー、マリーゴールド、肝油など食べ物ネタが出てきたり、部屋を暗くして目を慣らせるなど細かい部分まで作り込まれていました。
またBGMもピアノを用いたしっとりしたもので、夜の情景に凄い合ってました。
悪かった点を挙げるとすれば、食事や会議などでの作画の崩れだと思いますが、話の流れ上のオマケ的な部分なので別に良いと思います。
あとはおそらく故意なのでしょうが、花瓶の花にペリーヌを被せる部分。
演出の一つでもあるのでしょうが、あまり良いものとは思いませんでした。
そして最後の締め、皆で誕生日を祝って笑顔になってるサーニャ

一つの話でそのキャラクターを掘り下げていくという形の作りとして、今回のサーニャ回は文句無しだったと思います。
しかしパンツに全く違和感が無くなってる……